福島民友新聞の2023年12月19日のネットで読んだ記事です。
福島医大大学院医学研究科臨床疫学分野の小黒奈緒大学院研究生らの研究チームは18日、難病「全身性エリテマトーデス」の患者が抱く主治医への信頼度について調査した結果、協調性や外向性が高い担当医ほど患者の信頼度が高くなるとの結果を発表した。チームは、全身性エリテマトーデスに罹患(りかん)した成人約500人を調査。協調性や外向性、勤勉性、情動安定性、開放性を把握できる手法を用い、担当医に対する質問紙調査で測定した。その結果、協調性や外向性が高いほど患者の信頼度が高くなる一方、勤勉性が高く生真面目過ぎるほど患者の信頼度が低くなることが分かった。チームは「主治医のパーソナリティーの違いによって主治医に対する信頼度に差が生じる可能性が示された」としている。全身性エリテマトーデスは、生涯にわたって通院治療が必要になるため、医師と患者間のコミュニケーションを通じて良好な信頼関係を築くことが重要とされている。
当院は血液内科、がん内科を標榜しています。難病の方も通院されます。自己分析では勤勉ではあると思いますが、生真面目ではありません。良好な信頼関係を築けるように引き続き努力したいと思います。
文責 東郷かみや内科・血液内科・がん内科院長 神谷悦功 愛知郡東郷町春木塩田1812